ヴァイン
作品について
周回遅れの知恵の実を食べた。時代遅れの夢の残渣も、味わえば美味しい。
枯れてしまったように見えても、輝きは残っている。するする登っていこう。
でもね、登るのは大変だから。みんなでわいわい蔦を登れば、違う景色が見られるかもしれない。
気づくこと
どうしてかな。誰かに助けられていることが、見えにくくなっていた。
「ひとりで」なんて、きっと登れないんだなって。
気づかないふりをしていたけど、気づいたの。
だから
選ぶ赦しなんて、与えられていないと思い込んでいた。
でも、大好きな果実を集めていると、そんな思いなんて吹き飛んでしまう。
だから忘れないでね。この手のものがたり。
この作品が残す問い
「ひとりで」登れないと認めることは、弱さなのだろうか、それとも赦しなのだろうか。