熱帯とラッダイト
作品について
咽返すような世界の中で、ささやかに生きていければと思っていた。
そして、たぶん叶ってしまった。思い描いていたものとは、違うけれど。
文字通り夢見たいな世界が現れた。健康パラダイムシフト、エコロジーなエクソダス。 清貧と欲望のアウフヘーベン。豪奢なパノプティコンで、ねえ、幸せですか。
熱帯とラッダイト
愚かな試みだと分かっちゃいるけど、幸せな絶滅なんて御免だ。
自由は辛くて苦しいけれど、偽りの幸福なんて嫌になる。
君に会いたい。君に会えない。
それでも
失われてしまったものは、戻らないだろう。
でも、その痛みに価値がある。僕ら人間だから。
すべてが「空」だと知っていても、醒めても「空」だったとしても——
君に会いたい。
この作品が残す問い
すべてが「空」だと知っていても、それでも会いたいと願うことに、意味はあるのだろうか。